個人年金保険に加入しました② ~保険が何%で運用されているか計算してみる~
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持病があると支払方法が限定されてしまう!
さて、個人年金を全期前納で支払うと決めたところで、契約に入ります。
契約はペーパーレスでタブレットで行います。ハイテクですね。
確認ボタンを何回か押したところで、現在医者にかかっているかの項目が。
実は私は持病があるので、生命保険は通常のものは入れないんですね~。
医療保険も見直したいんですけど、自分が入りたいものには入れないので、しょうがないので発病前に入った医療保険にそのまま加入してます。
個人年金保険は通常は健康告知などは必要ないんですが、この保険は高度障害になった時に以後の保険料の支払い免除の特約があるので告知が必要なんです。
営業さんが全期前納なら多分審査通ると思いますとの事だったので、健康告知書(こちらは紙です)に、病名や飲んでる薬の種類などを記入し、申し込みも終えて審査を待つことになりました。
1週間ほどして連絡がありましたが、全期前納では審査が通らず、一括払いなら良いとの事。
がーん、最初の目的の所得税の個人年金保険料控除の枠を有効に使うというのが達成不可能になりました。
でも、気を取り直して、一括払いの方が総支払額が安いし、どちらにしろ選択肢は無いので一括払いで再度申込書を入力し、契約。
後で計算してみると、全期前納で所得税控除をした時と一括払いとで、そんなに違わなかったので(何%で課税されてるかで変わってきますが)、まあ良しとします。
もちろん他の保険会社で健康告知の必要のないものに加入するという選択肢もありますが。
支払方法別の返戻率の計算
ここで、支払方法別で返戻率を計算してみます。
月払い 111.9%
全期前納 115.0%
一括払い 118.0%
支払方法で結構返戻率が違いますね。
私の場合は18%増しで返ってくる事が分かります。
ライフプランニングの6つの係数を使って、何%で運用されているか計算してみる
単純に何%増しで返ってくるか計算するのは簡単ですが、実際に何%で運用される計算になるのか、せっかくFPを勉強したので計算してみたいと思います。
ライフプランニングには6つの係数があり、早見表を使って何%で運用すればいくらになるかなどを計算する事が出来ます。
20年間で運用するといくらになるかを計算するのが終価係数、目標となる年金額を受け取るために必要な年金原資を計算するのが年金現価係数です。
ずっと利率が同じだったと仮定して、何%で運用される計算になるかを上記の係数を使って、年金受け取り直前において交わる金額で出してみたいと思います。
計算に使ったのはこのサイト。
計算結果・・・約0.65%の利率で運用されている(ずっと同じ利率だったと仮定)
まじか・・・、まさかの1%未満。
1%は上回ってるかと思ってたのに・・・。
そりゃあ、銀行預金よりかははるかにいいけど、小数点未満は悲しいわ。
18%増しで返ってきても、年利は1%にも満たないって。
これでますます証券会社で自分で資産運用しないといけないなって思いました。
まあ、とりあえず個人年金保険には加入したし、次は確定拠出年金について検討してみます。