偽アップルからのメールでクレジットカード情報を盗まれてしまった
androidに買い替えた話を進めたいのですが、3日前にまんまと偽メールに騙された話を先に書きたいと思います。
アップルからこんなメールが来ました。しかし・・・
買い替えたandroid(zenfone3)で通勤電車の中でメールチェックをしていたら、アップルからこんなメールが来ました。
アップルID情報が欠落?
ちょうどiPhoneからandroidに買い替えたところだったので、なにかiPhoneの方の処理を間違えちゃったかな~と思って、アップルに登録したメールアドレスに送られてきたし、何も疑いもしないでリンクをクリック。
名前やクレジットカードの入力画面が表示されて、アップルにはクレジットカードも登録してるので(アプリや音楽を買うため)必要情報をすべて入力し、最後に生年月日かクレジットカードの有効期限か何かを入力し忘れて登録ボタンを押して、あ、今一つ入力し忘れたと思ったけど、電車の中だったしちょっと慌ててたんですね。
でもそのままエラーにもならずに登録完了になりました。
クレジットカード会社のモニタリング担当からの電話でカード情報を盗まれた事に気づく
翌日のお昼に見慣れない番号から携帯電話に着信がありました。
出るとカード会社のモニタリング担当からでした。
カード会社「昨日の夜中にクレジットカードを使って海外のサイトに50万円の購入をしようとした形跡があるのですが、心当たりはありますか?」
え、海外のサイト??
私「いいえ、ありません」
カード会社「クレジットカードはお手元にありますか?」
私「はい、あります。・・・ちょっと心当たりがあるんですが・・・」
昨日アップルからメールが来て、メールに記載されていたリンクにアクセスし、カード情報を入力した事を話しました。
カード会社「それは偽メールですね。今後そのようなメールが来たら、メールのリンクではなく、検索エンジンで検索してアクセスするようにしてください。
現在お使いのカードは止めさせていただいて、新しいカードを発行しますので、届きましたら古いカードは鋏を入れて処分してください。
カード番号が変わりますので引き落としに使われている場合は新しい番号への変更手続きをしてください。
なお、今回のアクセスでは引き落としはされませんでしたので、ご安心ください」
よかった~。50万円も使われてたら立ち直れない所だった。
私が一つ入力し忘れたのが良かったのかな。
まさか、自分がこんなメールに引っかかるなんて思いもよりませんでした。
偽メールに引っかかってしまった原因を考えてみる
自分が偽メールに引っかかってしまった原因を考えてみます。
①メールの内容がいかにもアップルぽかった
アップルマークもついていたし、文章もいかにもアップルが書いてきそうな内容だったので引っかかってしまいました。
届いたアドレスもアップルに登録したアドレスだったので、何も疑いもしませんでした。
テキストメールではなくHTMLメールだったのも本物っぽさが増していました。
②ちょうどandroidに買い替えてタイミングが悪かった
androidに買い替えたからといってアップルIDの方は何もいじってないのですが、何か自分が間違えてしまったんだろうと思ってしまったんですね。
ずっとiPhoneを使っていたら引っかかってなかったかもしれません。
③24時間と期限が決められていたので慌ててしまった
これ、振り込め詐欺でも使われる手ですが、期限や緊急性を強調されると人間焦ってしまって正確な判断ができなくなりますね。
電車の中でメールを見たのも悪かったかもしれません(もうすぐ降りる駅に着いてしまうからそれまでに入力してしまおうと思ってしまいました)。
考えてみると、日本でスマホを持っている人の半分はアップルID、他の半分はgoogleIDを持ってる事になるので、こんな詐欺メールを送ればかなりの確率で該当者に当たる事になりますね。
まさか自分がこんな事に引っかかるなんて思いもよらなかったので、いい勉強になりました。
メガバンクとかを騙るメールも怖いですね、気を付けよう。
この年齢でわりとしっかりしてる(と自分で思っている)私ですら引っかかるんですから、歳をとったら確かに振り込め詐欺に引っかかってもおかしくないなと思いました。
とりあえず、期限を指定してきたら要注意!ですね。
それにしても、カード会社はこんな風に海外のサイトへの不審な使用をちゃんと監視してくれているんですね。
本当にありがたい。
他の会社でもやってるかもしれませんが、今回の事でずっとこのカードにお世話になろうと心に決めました。
あと、カード会社に自宅の電話番号のみ登録されてる方、携帯の番号も登録しておいた方がいいですよ。
今回みたいな時に迅速に対応していただけます。